「革靴の王様」ジョンロブ

2018.04.14

こんにちは。

今日、ご紹介するのは「革靴の王様」ことジョンロブのシティⅡ(CITY Ⅱ)です。

サイズは8Eで状態は試着程度の、ほぼ新品です。
手に取るのもだいぶ気を使いました!(汗)

このシティⅡは初代シティに使われていたラスト「8695」を「7000」に変更したものになります。
ジョンロブのラストは下二桁がラストの作成された年を表しており、7000は2000年に8695は1995年ということになります。
※8695は現在のジョンロブ・パリが提唱する全ての木型のベースになっています。

ジョンロブにも新・旧モデルともに熱烈なファンが多く、人気が高いですが、
旧モデルに関してはラストの違いによる履き心地の違いだけではなく、使用されていたカーフとそのタンナーもその人気の要因となっています。

現在はジョンロブと同じくエルメス傘下の「デュプイ社」のボックスカーフを使用しています。
デュプイ社の鞣した革にもグレードあり、エルメスの革バイヤーはその最高クラスである「Sクラス」の中から
更に選りすぐったものだけを買い付けて使用すると聞いたことがありますが、通りで革のクオリティの高さが際立っているわけです。

(キメの細かさが何とも言えません!)

そのデュプイ社のボックスカーフを使用する以前は、今は亡きドイツのタンナー「カールフロイデンベルグ社」のボックスカーフを使用していました。
あらゆる一流ブランドから高い評価を受けていたのですが、残念なことに2002年に環境問題の影響により皮革産業から徹底してしまい、
今では一部のブランドや職人さんが所有している、当時に生産されたわずかなストックだけとなりました。
ちなみにボックスカーフというもの自体は本来、このカールフロイデンベルグ社のものを指すそうで、この会社の代名詞的な存在でした。

ただ、今はカールフロイデンベルグ社のレシピを受け継いだ職人さんが、ポーランドで「ワインハイマー・レーダー社(Weinheimer Leder」を設立して
上質なボックスカーフを生産しています。この両社の革を使用したアイテムが入荷したら、比較してみたいです。

そんな新・旧のお話でしたが、もちろん上記以外にも掘り下げていくと様々なお話が出てきますが、
現行品が変わらず素晴らしいのはこうした品質、クオリティの高さを維持し続けてきたからですね。
今回のシティⅡからも「革靴の王様」と呼ばれるだけの風格を感じます。
ビジネスからフォーマルまで幅広く対応できるストレートチップですが、履く機会が少なくても、
革靴の基本のだけにこういった深い1足を手に入れたいです!

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